「年金」をテーマにしていました。
先月、公的年金の運用(積立金)が
昨年度に比べて
5兆円の赤字が出たという、
報道が有ったのだとか。
毎月かなりの額を
年金を払っている(払わされている)身としては、
将来的にちゃんと返してもらえるのか、
返ってきたとして、払い損にならないのか
気になるところですよね。
ということで、早速メモしてみました。
余談ながら
…こういう話を聴いていると
一方でラクして儲けているひとの話などを視ると
とりあえず、今回は以下の題材でお送りします。
・「公的年金」だけでは暮して行けない?
・年金だけでは生きていけないのは必至
・年金を増やすには?
・年金制度は破綻しない?
・長生きリスク
・「給料ー(年金+税金)=手取減少」
・「公的年金」だけでは暮して行けない?
で、当然ながらこういう疑問がTV局に寄せられたそうです。
「ちゃんともらえるのか?
「額が減るのではないか?年金生活ができなくなるのではないか?
等々です。
実際、年金額の試算として、
「国民年金は将来的に減額される」ということは
確定しているようで、
35年後には現在の半分の額になると見込まれています。
ちなみに、「厚生年金」は年収に応じてかわるようです。
とはいっても、
年収400万の場合、現在20万→35年後15万円
年収500万の場合現在22万→35年後16万円
と、やはり減額するだろうと見込まれています
(出生率が上がったり、経済状況によっては前後すると言われます)
一応、税金から年金分の何割かが補填されているようですが、
それでも半額は痛いと思うのでが…(私見)。
・年金だけでは生きていけないのは必至
年金取得~90歳まで生きるのに、最低限の生活費としては
年金+2400万円必要(試算)だとか。
この上に旅行にいったり、(年に18万円換算)
外食したりと(月に5000円換算)考えると
600万円は余分にかかるそうです。
・年金を増やすには?
定期預金の利子や、各保険の積立という
方法の他に、
「確定拠出年金」という、
年金から賭け金を出して運用し、
うまくいけば受取額が増える、という
投資方法があるようです。
(↑↑数年前に年金資金を使って投資運用していたひとが
巨額損失出し出した事件があった記憶があるのですが…
そういった点に関して対応完璧でしょうか??)
注意するところは、
「公的年金とはちがうもの」ということと、
投資だという点です。
当然ながら
運用が上手く行けば賭け金は増えますが、
上手くいかないと賭け金が減ります。
もし運用をお考えで、慣れない方は小額からの投資をおすすめします。
また、投資する際はそれなりの勉強する必要も出てきます。
メリットとして、所得控除などの優遇制度があります。
デメリットとして、手数料を取られます。
確定拠出年金は申請に3000円、管理費に月々500~700円かかります。
↑額によっては手数料の方が高くつくということも考えられるわけです。
検討の際はそういった金額計算も頭に入れておかなくてはいけませんね。
・参考なまでに
確定拠出(投資)
メリット:うまくいけば元本が増える
デメリット:失敗すれば元本減る
定期預金
メリット:元本が減らない
デメリット:あまり増えない(利子的に)
保険
メリット:元本がへらない
デメリット:あまり増えない/解約などでは損する場合もある
・年金制度は破綻しない?
年金制度は破綻しない、とは言われています。
数年後~数十年後も「若い人」がいる限り、
年金制度自体は続く、ということになります。
ただ、将来的に少子化が進むにあたり、
年金の減額が確実になるだけです。
また、少子化が続くかぎり「若者」への負担も
増えていきます。
将来的に納める年金額が増えたり、
もらえる年齢が引き上がるなど、条件がかわることは
たしかではあります。
・長生きリスク
年金が減っていけば、当然
年金だけをあてにしている限り
現在問題になりつつある、
下流老人・老後破綻といわれる状態に追い込まれかねません。
また、少子高齢化・長生き化がすすむ限り
こういった問題が簡単には解決しません。
それを防ぐためにも年金だけをアテにしていてはいけない。
ということになります。
・「給料ー(年金+税金)=手取減少」
例えば主婦の方など(に限りませんが)
収入を増やすためにパートの時間を増やしたら
税金を払わされて手取り収入がぐっと減った。という
問題があります。
とはいえ、一方で
働けるなら働いた方が、厚生年金(基礎年金・国民年金)
や保険などに加入されるため、得になるという見方もあります。
以下余談ながらの私見ですが、
とはいえ、保険に入るのはよくても、
結局手取り減少で生活費がままならないということになって
結果的にパートの掛持ち→ワープア化になったら
これはこれでどうかと思うのですが。
それから
御夫婦で働いているお宅もですが、例えばその他に
一人暮らしのフリーターの方とかはどうなんでしょう??
こちらもやはり色々と生活環境等を加味の上、
よくよく吟味する必要がありますよね。
・その他の質問(一部抜粋)
Q:「年金受給額はどうすればわかる?
A:「年金事務所に年金手帳と身分証をもっていけば教えてくれる。
ねんきん定期便に書いている場合もある
Q:「年金は自動的にもらえる?
A:「前は連絡が無かったが、
今は3カ月前に年金事務所から書類が送られてくる
送られてこない場合は、確認を。
Q:「受給年齢になって。働いていると年金はもらえないのか?
A「給与と年金を足して、一定の額までは年金がもらえるが、
有る程度の収入を超えていると年金がゼロになる場合もある。
詳しくは年金事務所で確認を。
最後に)
今回の番組に限りませんが、
年金額は基本的にかわらないので、
受け取るのは遅いほど得だ、と専門家は言います。
…そもそも、自分の寿命がわかるわけないのに、ねぇ?
60歳で受け取るより70歳からもらった方が良いですよ、とか
言われても、10年の間に死なない保障はあるのでしょうか?とか。
60で受け取ろうと、70で受け取ろうと、
合計が同じ額だというなら、何歳で受け取ろうと変わらない気がしますし。
…10年→20年後に減額されるというのなら、
早いうちに受け取った方が良い気もしますし??
今回の個人的な感想としては
聴いていても、やはりわからない。というのが本音でした。
「年金を納めるのはそもそも義務なのか?」
というギモンがわくことがあります。
年金って「払えばもらえる」という制度であり、
ということは、払わなければもらえないというおそれも
ありますが
この言葉だけみていたら、
極論、年金不要のひとなら
払わなくても良さそうな気もします。
が、実際は「納付は義務」なんですよね。
無理に「国」から年金をもらわなくても、
例えば、信頼のおける民間会社に積立て、
将来的にそこからもらう方が
よいいだろうという気にもなるのですが、
年金って、払わないと督促とかくるんですよね。
とりあえず、払えるなら払っておいて、
「年金を受け取る権利を確保」しておいた方が良い、
民間よりは国の方が確実性がある、
と専門家の方々は仰っていました。
で、税金を上げられたり年金を減らされたり
という暗澹たる気分にされたところに、
「お金のバラ撒き外交」とか、
「国家公務員の賃金引き上げ」などのニュースを聴かされると
正直申し上げて、腹がたって仕方なくなってきます。
日本は外国に対して足長おじさんヨロシク、
「お金」だの「援助」だの、「謎の慰謝料」だのと
ホイホイ金をばら撒く暇があるのなら、
まず国内の台所事情をキチンと行うべきではないのか?
と
改めて思ってしまいました。
とりあえず、アレだ。
まずは、◎◎選挙のたびに目・耳にする
所信表明が総じて嘘臭い(失言)のを何とかほしいものです。