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2016年7月30日土曜日

【7/29NHK】太陽がなくても人間は生きられるのか?


7月29日では、
モーガン・フリーマンの「時空を超えて」という番組で
「太陽のない世界、人類は生存可能か?」という
題材でやっていました。

そういえば、その昔「恐竜が滅亡した理由」には
隕石衝突~太陽が消えたから、という理由なのが
昨今では主流な考えになっている。と、
個人的には耳にしたことがありますが、
人間の場合は果してどうなんでしょうね?


蛇足ながら、こちらのブログでは妙に
この科学系の記事が読まれていることが多いようで、
みなさん不思議系科学がお好きなのか?と
何やら同士がいる気分でちょっと嬉しい気分です。
(*^O^*)/

今回は

・50億年後、太陽膨張~水星・金星消滅

・地球を太陽から避難させる
・全生命を他の星へ避難させる
・その20億年後、“太陽”消滅
・ブラックホール+宇宙船で移動する
・「ワームホール」で銀河系をワープ移動する

という題材でメモしてみました。



ちなみに

パラレルワールドの自分にあったらどうなるか?はこちら

あの世を科学的に検証したいならこちら

「黄泉がえり」を本気で考えている方はこちらへ、

宇宙からの重力波発見に関する宇宙好きな方はこちら

「【オトコ】は不要?有性生殖は将来なくなる?」については
こちらへどうぞ

それぞれ過去記事に飛びます。




・50億年後、太陽膨張~水星・金星消滅
→太陽は神か悪魔か?

天体物理学者ピーター・シュレーダーによると、

太陽は現在水素を使って燃えているのですが、
およそ、50億年のうちに水素を使いきったあと、
太陽はヘリウムを燃やし始めることになります。

そうなると、膨張した太陽が水星、金星を燃やし、
地球に接近、
地球を燃やしてしまうかもしれないと考えられています。

ですがシュレイダーが模型を使いながら実証するところ、
太陽と地球の重力バランスが保たれているかぎりは
大丈夫だと考えています。
75億年後には太陽が熱によって3分の1の質量を喪う、と
考えています。それによって太陽が重力を失い、
地球の軌道が速くなり、大きく変わるだろうと考えました。
とはいえ、太陽の大きさはプラズマでできているので、
潮汐力により、地球と太陽が近づくと
球体から楕円などにその大きさを変えることもあります。
そうなると太陽系→地球に距離が近づくことがあります。

膨張した太陽が地球に近づくと、この潮汐相互作用の
計算上地球が太陽に呑みこまれると考えられています。

(現在の)地球上にいる限り、生存率はゼロです。


・地球を太陽から避難させる

では、地球を救う事は出来ないのでしょうか?

地球を太陽から救うためには、技術力を向上させれば
できるかもしれない。と
天体物理学者のグレッグ・ラフリンは語ります。

それが地球と太陽の距離を離すという方法なのですが、
そのためには地球を太陽から移動させるという必要性が
出てきます。

それには重力を使って、外側から地球を引っ張ってもらう考えです。

その為にはなんらかの「小惑星」を使い、
その重力を使って磁石みたいに引き寄せてもらい、
1万年に1度、地球の周りをまわってもらい、
地球の重力を使って少しずつ軌道を変えてもらうという方法です。
計算上、大体100万回繰り返し、1周ごとにおよそ50キロずつずらす方法です。

但し、重大なリスクもあります。
まず、地球と小惑星が衝突しないようにすること。
衝突したら地球が不毛な地になります。

次に、完璧に小惑星が目的を果たすことが条件であること、
→小惑星が宇宙ゴミや他の小惑星とぶつからず、完全に
軌道をかえずに確実に地球を引き寄せることがポイント。となります。

・全生命を他の星へ避難させる

地球を動かすのが困難な場合、
地球が爆発する前に、地球上のありとあらゆる生物を
宇宙のどこかに避難させると言う方法も有ります。

地球の温暖化、温室化という環境問題があります。

NASAの宇宙物理学者クリス・マッケイは
その「問題」となる二酸化炭素(温室効果ガス)が
ある惑星の温度を上げて、使えるのではないか、
という計画を提唱しています。

ではどこに引っ越すかと言うとそれが「火星」になります。
ひょっとしたら、温室効果ガスを輸送することで、
火星の「気温」を上げれば、住めるはずという考えだそうです。

マッケイの計算では、
火星を温めるのに必要な温室効果ガスはおよそ400万トン。
地球から送るのはほぼ無理ですが、
2004年、NASAの探査機「フェニックス」が火星の土壌を入手し、
温室効果ガスを作れる物質があることを発見しました。

具体的には火星の土表面に地球からガスを発生させる
工場のような機械を送り込み、
100年ほど「温室ガス」を発生・噴霧させます。
植物が生えて酸素が発生するなどで、
徐々に地球と同じような星になっていくはずだ、という
考えです。
水が発生し、植物が生えて酸素が発生していけば
人間などの生命体が存在することも不可能ではありません。


・その20億年後、“太陽”消滅

というわけで、無事に全地球上の生命が生き延びたとしても、
ヘリウムが20億年後に燃えつきるだろうと言われています。
その後は、太陽がただの白色矮星になるそうです。
そうなると、太陽は「ただの星」になり、
太陽系から熱源が無くなってしまいます。

それに関しては
「新しい熱源をつくって太陽代わりにする」という
研究が始まっており、
カリフォルニアではローレンスリバモア国立研究所
にカリフォルニア政府から援助を受けてNIFを建てられています。
そこでは、物理学者エド・モーセスを中心に、クリーンエネルギーを使って
地球上で太陽をつくる研究が始まっています。
巨大なレーザー装置で重力を疑似的につくり、
個体水素に膨大なエネルギーを照射、水素をヘリウムに変える動きにより
ものすごいエネルギーを生み出すという仕組みになります。
核融合によって太陽を地球上にエネルギーを生み出すことが
研究課題です。

上手くいけば、水素も燃料も使わず世界中に電気を供給することにも
つながると期待されています。

・ブラックホール+宇宙船で移動する

太陽を人工的に創るのと平行しているようですが、
太陽消滅後、他の宇宙に移動するという方法もありそうです。

宇宙船を宇宙に送るには、
当然輸送方法が必要になります。
とはいえ、石油などの科学燃料に頼っていては
限界があり、たくさんの人を運ぶのは何回です。


その際に「ブラックホール」を使う、という考えが有るそうです。

数学者・物理学者のショーンウェストモアランドによると、
ブラックホールと宇宙船をつなげて動かすわけです。
量子力学的には、粒子の振動があり、その振動によって
小さなブラックホールを利用してその重力を推進力に変えることで
宇宙へ脱出するという研究です。

宇宙船の動力源として理想なのが
およそ200万トンの質量をもつブラックホールが必要なのですが、
素粒子の陽子の300分の1におさまる計算です。

これなら宇宙に脱出する際に、燃料問題などで、
脱出できるひと・できない人が出てくるという問題も
避けられそうです。
(どうでもよいですが、
 そういう「脱出するひと・できない人の、お涙ちょうだいシーン」
 映画のお約束で、よくありますね…)

ちなみにその大きさのブラックホールですが、
ウェストモアランドはそれを人工的につくることが可能だといいます。

・「ワームホール」で銀河系をワープ移動する

理論物理学者であるミチオ・カクは
ワームホールを研究しています。

カクは模型をつかい、
この宇宙を円柱中の水、我々生命体を
水の上に浮かんだ物に例えました。
水面と水底をつなげる方法を宇宙移動として
例え、水の中心に渦を起こし、水面~水底の間をつなぐ
ことをワームホールと例えました。

渦を造り出すには負のエネルギーなどの別の物質
(模型では油性の液体)を
足してやればよいと説明します。

そのエネルギーを造りには恒星の力をつかう必要がある、
と説明します。
恒星の数を増やし、リング状に回転させる速さを増やすことで、
力を捻じ曲げます。中心に渦のような穴ができます。
その中を通ることで別の宇宙にワープすることができるはずという
理論です。



最後に)

いやはや、50億年とか70億年とか、
途方も無い年数の先の話でスケールの違いを感じる1時間でした。
70億年後の世界もあまりリアリティがないというのが本音ですが、
研究が今はじまり、こうして続いていることも凄いとは
思います。

それとも宇宙科学に接していると考えのスケールも変わるんでしょうかね?

宇宙空間移動はSFファン(←含似非)の憧れです!!




過去記事はこちら)

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あの世を科学的に検証したいならこちら

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AIだよ。機械だよ。人間みたいな「倫理」は必要なのか?
と、SFみたいなことをフッと思った方はこちらへどうぞ。

2016年7月23日土曜日

もう食材はムダにしない!?南極料理人の食材節約・活用術【7/23:NHK】



7月23日の「助けて!きわめびと」という番組がありまして、
「おいしい節約料理は南極流」というタイトルでした。
食費を軽くしたいとお悩みの主婦の方が今回の相談者だったのですが、

食費を軽くしたいというのは主婦の方だけではなく
ひとり暮しの方にも切実な問題のハズです。


【きわめびと】として、
第55次南極観測隊の調理隊員である
堅谷博さんという方が
今回の先生を勤めていらっしゃいました。
こちらの方はブログも書いておられたようで、
南極生活のことや隊員の方、その時の料理なども
写真に載せておられますので、
ご覧になった方もいるかもしれませんね。
(芋煮うどんとかホタテ炒めとか垂涎モノです)

個人的にもたいへん勉強になりましたので、

・無駄な食材を買わずに食費を節約
・限られた食材のアレンジ料理で増やす。
・「もどき料理」をつくる
・調味料で料理のバリエーションを豊かにする

といった、題材でメモしてみました。




・無駄な食材を買わずに食費を節約

食費が嵩む原因に、

・食材を無駄にしてしまう
・食材を余分に買ってしまう

という問題が有ります。
食材を買ってきたら、家にまだあったとか、
買ってきたものの活用できずに無駄にしてしまった、
といった挙句に腐らせてしまっては勿体ありません。

南極料理人の大切な仕事のひとつが
食材のチェックだそうですが、
食材管理の方法として、

まず堅谷さんは
冷蔵庫の中にある食材を書き出して見る
ということを提唱しておられました。

冷蔵庫に何が入っているかをメモにして、
使った食材は線で消します。
それによって我が家の必要なもの、よく使う食材がわかり、
どれを買うか、重点的に補充すればよいものがわかります。

・限られた食材のアレンジ料理で増やす。

南極料理人にとって食材の無駄にすることは御法度だそうです。

余ったり傷んだ食材は南極に捨てずに
日本に持って帰るそうです。
食材を使い切ることが料理人の腕の見せ所になります。

例えば、「さつまいも」ですが、
バターで炒めて甘い味付けにして…と、
ワンパターンな料理になっていませんか?

「さつまいも」とか、「数の子」などのとらえ方ではなく、
さつまいも→芋類
数の子→卵類
という括りで考えるとよいそうです。

アレンジ料理の1例)
1)
さつまいもをじゃがいも感覚で料理するという方法があります。
茹でたさつまいもにチーズを乗せてオーブンで焼いただけでも
素敵なひとしなになりますよ。
2)
かずのこが余っていたらたらこ感覚で
パスタと一緒に和えて、ぺペロンチーノ風にする
というアレンジ料理も美味しいそうです。

余談)
ちなみに、
南極流「さつまいもが腐っていないかどうかの見分け方」

表面が柔らかくても中が硬い場合が有ります。
皮をむいて、中心部分が硬いかどうか、
火をとおして味見してみるという方法があります。

南極流の「新鮮な野菜の保存方法」
塩ゆでした後、水を切らずに袋に入れ、
冷凍して保存するそうです。

・「もどき料理」をつくる

番組では
「家族の食べたいリクエスト料理」を書き出してもらい、
その中のひとつから「鯛のしゃぶしゃぶ料理」を取り上げ、
「サバの“タイ風”しゃぶしゃぶ料理」を作っていました。

冷凍していた「塩サバ」を薄く切って使うのですが、
サバの生臭みが気になりそうです。

そんな時、活躍するのが調味料です。

番組ではナンプラー、ドライパクチーとレモン汁を
使っていました。

サバのあらをナンプラーと塩、
鶏ガラの顆粒スープで煮ます。
そこに家に在る白滝や春菊、しめじを具として鍋にして、
ドライパクチーをかければ出来上がりです。

鯛ではなく、「タイ(風)のしゃぶしゃぶ」にしてしまう、という
発想の転換料理でしたが、
これはこれでアリのようです。

・調味料で料理のバリエーションを豊かにする

調味料を使えば、同じ食材でも色々な料理と色々な味になります。
こうすれば献立も単調にならずにすむ。というわけです。

同じ食材(鶏肉とキャベツを傷めたものなど)で、
ごま油、ドライにんにく、五香粉を使えば中国風になりますし、
カレー、ココナッツミルク、ガラムマサラをつかえばインド風、
ナンプラー、ココナッツミルク、ドライパクチーとレモン汁でタイ風に。
ペパーミントとドライにんにくを使えば。
中近東・アラブ料理風になるそうです。

しかも、高価な調味料を買う必要もありません。

最後に)
よく、「あの材料がないからこの料理ができない」と
嘆くひとがいる一方で、
冷蔵庫の残り野菜やお肉だけで
ぱぱっと料理を作ってしまうひとがいます。

今回、もどき料理や食材についての考え方、
調味料の活用方法などをみていましたが、
その違いはこういった「発想の柔軟性」にあるのかもしれませんね。

また、今ある食材を把握することで無駄なものを買いこまない、
食材を重複させないということは節約になりますね。
この考え方は食材以外にも代用できそうですね。(家の掃除とか)

調味料を買ったけど出番が無くてすぐダメになってしまう。
とお嘆きの方も、
片っ端から試してみると新しい料理になったり、
お料理上手になったり、趣味のひとつになったり等々、
新しい一歩になるかもしれませんねー。

…と、他人事みたいに締め括ってみました。


ちなみに、「きわめびと」の堅谷さんが
南極でグリーンカレーをリクエストされたときは
冷凍ホウレンソウで緑色をつけ、
辛さを唐辛子で出すという方法で代用したそうです。

(さすがプロ!!)

2016年7月17日日曜日

主婦の人も気をつけて!:こういう時は心療内科【7/13L4YOU】

「L4YOU」という夕方の番組があるのですが、
7月13日には「女性が集まる心療内科」というタイトルで、
女性を襲う『心の病』というテーマで放送されていました。

時折取り出される「心の病」ですが、
放っておいたら取り返しがつかないことになりますよね。
どんな病気でもですが、症状が軽いうちに対処したいものです。

会社勤めでの出来事や御近所付き合いなどから来る
ストレスによる諸問題については時折目にしますが、(私見+当方比)
家庭生活内に基づくことが主体というテーマが面白いと
勝手に)思いましたので、メモっておきました。

御家族・御親戚などで似たような症状がある方が
おられるお宅の御参考になれば。(ん?日本語がヘンだ?)
と思いつつメモらせていただきました。


・「ドクターショッピング」になっていませんか?
・「病的な喪の過程」
・「円形脱毛症」
・「うつ病」(老人性うつ)

というテーマを基にして今回は
こういうケースがある、という題材でメモしております。





・「ドクターショッピング」になっていませんか?
→心気症の可能性に注意

ケース1)

Aさんの場合;
Aさんは子供が退職したり夫との不仲など、
色々とストレスが溜まっていました。
唯一のストレス解消は学生からの親友とのおしゃべりでした。
が、その親友も入院沙汰にと、ある日
とうとうストレスの許容値を越えてしまいました。

突然、激しい動悸がAさんを襲い、これをきっかけに
次々に動悸、眩暈、体温調節不良などの
自律神経失調症に関する症状が発生していきました。

Aさんは、「何か大きな病気ではないか?」と、
本やネットなどで情報を集め、
まずは脳神経外科を受診しました。
が、結果は異常なしでした。

ですが、
それに納得できず様々な病院や診療科を受診し、
病院巡りをするという「ドクターショッピング状態」になってしまいました。

結果→「心気症」という診断結果でした。

これは自分の健康状態の不安から
「自分は重い病気ではないか?」と思ってしまう状態です。
たとえ医師から問題ないと言われても、
それが逆に不安になってしまうという状態でした。
(心の病気だと診断されても、身体の重篤な病気ではないか?と
 思ってしまうこともあるようです)

・「病的な喪の過程」
→「介護疲れ」などからくる鬱状態

ケース2)

Bさんの場合;
Bさんは、寝たきりになってしまった姑の世話を5年続けていました。
姑さんとウマがあわず、ケンカを続けながらも、
それでも介護を続けていましたが、ある日姑が亡くなりました。

その後、Bさんは気丈に振る舞い夫に代わって
きちんと葬式も一通り手配し、恙無く終えました。

その後、四十九日も終わり、喪が明けました。
姑の介護が無くなり、ひとりの時間を過ごすようになりました。

が、
Bさんを突然「後悔」の嵐が襲いかかるようになりました。
食事をしていても食欲がわかず、やる気がおきない、
夜も眠れなくなる、突然涙ぐむほどになりました。

結果→介護疲れなどからくる鬱症状

これは身近な人や大切な人を亡くした時に
陥りやすい症状だそうです。

そもそも、悲しみから立ち直るには
以下の段階的なものが必要なようです。

悲しみ~立ち直るまでの悲嘆のプロセス

ショック状態

悲しみ・怒り(自分を責める)

抑うつ(ひきこもりの状態)

立ち直り(回復)をはじめる

通常は一カ月程度でショック~抑うつ状態が
回復するのですが、
介護疲れなどからこの回復状態が長引いてしまう、と
いうことがあるようです。

最近は、医療や寿命の関係などから
介護期間が長引いている家が多く、こういったケースが
多くなってきているようです。

その時どんなにベストな手を尽くしていたとしても、
遺されたひとたちには必ず後悔が残るものです。
本人が「立ち直ろう」と思うことが必要。
上記の回復するプロセスを経ていくということが必要です。

・「円形脱毛症」
→長引くストレスからの免疫異常に注意!

ケース3)

Cさんの場合:
Cさんは美容院で散髪中に円形脱毛症を発見してしまいます。
とりあえず、皮膚科で処方された薬を塗っていました。
が、一度治ってもまた再発を繰り返すという症状でした。
朝、指の関節がこわばるという症状まで出てきてしまいました。

結果→
悩みなどのストレスからの免疫異常

円形脱毛症は自己免疫疾患の可能性が高いと言われています。
指の関節が強張るというのも、免疫異常からくる「リウマチ」によるものでした。

但し、「ストレス=円形脱毛症」とは限らないようです。(※きっかけにはなります)

生えるまで3~6ヶ月かかり、最初は産毛が生え始めるそうです。。
また、免疫の検査が必要になります。


・気分障害(うつ病)は企業戦士だけのモノではありません。
→65歳以上の高齢者にも多い

うつ病の全体患者のうち、
全体の29%以上を占めているそうです。
高齢者では特に女性に多いそうです。

年を重ねると脳はストレスに弱くなるのですが、
そこで身近なひとを亡くしたり、自身の病気、
ホルモンバランス、生活環境の変化などで

「高齢期うつ」を発症してしまうようです。
症状も自立神経症や不眠、食欲不振などのかたちであらわれるので、
まわりの人も気がつきにくいという問題があります。

予防するには?
身近な人とのコミュニケーションを大切にすることがポイントです。

満足度が高い人生を送ったひとは
暖かい人間関係を築いているひとに多いと言うデータがあるようです。

最後に)

いかがだったでしょうか?
こうやってみると、鬱やストレス源というのは
身近なところにゴロゴロ転がっているということを改めて確信します。

特に、年齢を重ねると変化を嫌うようになる。と申しますが、
「年をとると脳がストレスに弱くなる」という点で考えてみると
なんとなく納得してしまいました。

ストレスに強い脳の作りかたとしては、今ささっと検索してみましたところ、
五感を研ぎ澄ます、よく笑う、蛋白質を取る…ということが有効のようですね。

特に女性は男性に比べて女性ホルモンが乱れやすいとか、
ホルモンバランスからのストレスもあると言われますし、
年齢を重ねた方の中には空の素症候群とかいうものの
影響を受けるひとも出てくるかもしれませんね。

周囲のひとが気付いてくれるのが一番ベストではありますが、
やはり自分の身は自分で守ることもオトナの義務だと思われます。(←自分棚上げ)
とにかく、ヘンだな?と思った時には身体と心、
両方からのケアとアプローチを心がけてみることが必要かもしれない。と、
改めて実感いたしました。

皆様、これからもどうぞ御自愛くださいませ!






2016年7月9日土曜日

差をつけたいなら偉人に学べ!毛利元就の出世術【6/28知恵泉】

私事で恐縮ですが、
暫く週1での更新になってしまいそうです。
逆に、
週に1日は必ず更新することを目標に書いていきたいと思いますので、
遅筆で恐縮ですがこれからも御贔屓いただければ幸いです。

さてさて

6月28日の「知恵泉」という番組で
出世の極意というテーマで毛利元就の特集をやっていました。

「毛利元就」といえば、
ついつい
某光◎の、矢で敵を倒す
“銀◎英◎伝説の提督そっくり”な元就公や、
某カプ◎ンの、
丸型蛍光灯フラフープ型刃物で敵を倒す
“通称オクラ”な元就公を髣髴としてしまう
ゲーマーな私ですが、
(パワプロのカードでミット?グラブ?
持ってる「元就さんカード」見た時はつい2度見しておりました…)

今回は、弱小国の国人だった元就・毛利家が
どのように中国覇者になっていったのか、
その偉人伝が
「出世の極意」というテーマで紹介されていました。

・「作戦」は多いほど良い
・状況をよくみて行動する
・ひとを立てる
・パートナー(伴侶)も大切に
・横並びから一歩抜け出す努力を

という題材でメモしたいと思います。

戦国時代の日本史に興味がある方はもとより、
他のひとたちから頭一つ以上抜きでたいと思っている
企業戦士の方たちにも御興味持っていただければと
思います。




・「作戦」は多いほど良い

元就が家督を継いだのは
(当時2歳だった甥の後見人になった)
永正14年(1517年)でした。

家督をついでまもなく
安芸武田氏が5000の兵力で攻めてきました。
これに対し、元就は1000で対抗しなくてはいけませんでした。
しかも、元就はこれが初陣でした。

彼のとった行動は、大将への集中砲火(砲火?)でした。
これが、見事に大将に命中し、
武田氏に勝利した形になりました。
元就は、これによって家臣たちの信頼を得ました。

「謀多きは勝ち、少なしは負け候」

という言葉があるそうです。

正面から当たっていくことが必ずしも
美徳では無いということでしょうか。

毛利元就に限らないでしょうが、
彼の野心?願い?は家を大きくする事であり、
必要があれば自分がつくべき大名も、
都度変えています。(「尼子→大内」のように)

自分や家の繁栄のために、主君を変えるのは
真田昌幸や藤堂高虎だけじゃなく、当時は
結構ポピュラーなことだったということですね。

余談ですが、
大永1523年、甥(兄の子;幸松丸)が病死したため、
元就が27歳の時、家督を継ぎました。

・状況をよくみて行動する

「小心者であれ」

→時機を見定め、無理をしない。

ということが鉄則のようです。

たとえ面目を潰され、煮え湯を呑まされても
今は状況ではないと思ったら、
冷静に時機を見、待つことが必要のようです。

元就に当てはめると、当時、派閥元である尼子氏に
自分の面目を潰されたり、命を狙われて危うくなっても、
当時の力関係を鑑みて判断することで、尼子傘下に残留。
尼子配下として隣国の大内氏と戦い、局地戦では勝利するなどの
戦上手ぶりを発揮していました。

後、大内氏が尼子氏に勝利し、毛利家周囲の勢力(国人衆)が
大内側に傾いた時、改めて元就は大内に手紙を書き、
大内氏側も喜んで傘下に迎えた、ということです。
尼子氏に反感を持ってから2年めのことでした。

(ついでに、当時尼子派だった近隣勢力「高橋氏」を滅ぼして
領地を拡げることも成功しています)


・ひとを立てる

「ひと」を大切にすること、といいますか。
元就が勢力を拡大していった理由のひとつに、
部下や周りのひとたちを大切にすることでした。

ちなみに、毛利家の「正月休み」は10日もあり、
これによって、元就は「下の位の家臣」たちとも
祝いの席を設け、信頼関係を築いていったようです。

また、周りの国の領主たちと姻戚関係や
(宍戸家に娘を嫁がせる、吉川家や小早川家に息子を養子を出すなど)
話し合いなどで派閥を作り、勢力を広げていきました。

ですが、その時も奢ることなく謙虚な姿勢を貫き、
安芸の国内で掟の取り決めや話し合いなどが有った時には
傘連判を使う事で領主間の上下関係を誇示しないなどの
気配りを忘れていませんでした。

後年、陶家と抗争、勢力を広げるに当たり、
占拠先の領民たちの反感を買わないよう、
自軍の兵たちには乱暴を禁じ、
例え自分の部下ではなくても違反している兵がいれば
罰を与えても良いという命令を出しました。
これにより領民たちも毛利に心従したといいます。

ちなみに、その後毛利元就は
弘治3年(1557年)に大内氏を滅ぼして、
大内氏の領地をを手に入れました。

投降した兵たちも優遇し、
永禄9年(1566年)尼子氏を降伏させ、
統治下に治めました。

これで中国地方が毛利家の勢力下に治まりました。

・パートナー(伴侶)も大切に

元就の特徴として、
女性を大切にしていたという点もあるようです。

最後に元就の人生を縁の下で支えたひととして、
3人の女性が紹介されていました。

ひとりは、養母(継母)である「お杉の方」でした。
父親を亡くした元就を引き取り、再婚することなく
育てあげた、元就たちが終生敬愛していたひとだったそうです。

また、毛利元就は(当時にしては珍しく?)
正妻存命時は側室がいませんでした。

しかもこの妙玖(俗名不明)という女性は、
妻という立場に安穏としているわけではなく、
元就の手が及ばないところ、
例えば人間関係を築くためのフォローなど
豊富な人脈と外交的手腕を使って、毛利家の勢力拡大の上で
その才を揮ったそうです。

ちなみに、妙玖夫人は47歳で亡くなっています。
(元就:当時49歳)

長年寄り添っていた夫人を亡くした時の
焦燥ぶりはかなりのものだったそうです。
「今はひとりになってしまいました」
「妙玖のことが恋しくてなりません」と
毛利元就の書状に残されていることからしても、
夫婦仲の良さがうかがい知れます。
(でも「御落胤(?)」は居たりする。毛利輝元配下の有能な家臣)

見かねた家臣たちの薦めもあってか、
後年後妻「中の丸」を娶るのですが、そのひとも前妻同様、
毛利家の中政を取り仕切ったそうです。
ちなみに、毛利輝元の元服もこの中の丸が取り仕切り、
元就の死後も毛利家での発言権を持っていたようです。

そういえば、
戦国時代の大名で奥さんが一人しかいないのって
(後妻さんを除く)あとは伊達輝宗と明智光秀、
直江兼続と、山内一豊と黒田官兵衛…ぐらい
思いつきません。あと、今川氏真??
立花宗茂は…側室迎えたのが別居後(?)だから
これも範疇?
他にも御存知の方、教えて頂ければ嬉しいです。

・横並びから一歩抜け出す努力を

「ピンチには必ずチャンスがついてくる」

どんなことも、前向きに思うべきだと
ピンチをチャンスに変換・転化することが大切。
今の不況でさえも、チャンスに変換するように思うことが
大切だと、今回のゲストである
ジュンク堂書店代表取締役の工藤泰孝さんが語っておられました。

チャンスを見落としてしまうこともあり、
長く時機をまちすぎて通り過ぎてしまうこともあれば、
早く掴もうとして失敗するケースもあるから
努力は必要だそうです。


最後に)

情報収拾や時機の見極め、って難しいですよね。
最後のところではありませんが、やはり
チャンスを見落とさないように気を着けても
「時機を伺いすぎて通り過ぎる」ことや
「飛びつくのが早すぎて失敗する」ということもあります。

それについて努力が必要だ。とだけ、今回の番組ゲストの
工藤社長は言っておられましたが、
もう少しヒントがほしい気もしました…。
まぁ、その「見極め」が難しいから皆苦労しているのでしょうが。
感覚的なものもあるんでしょうかね?となると、文字通り
説明しにくいということになるのかもしれません…。

毛利元就の場合は「2年」でチャンスが来ましたが、
これはラッキーなことだったのではないかとも思います。
尼子対大内戦で、もし尼子が勝っていたら、潜伏期間が
2年どころか5年、10年続いていたかもしれませんし、
高橋氏を攻めて領土拡大できたかどうかが未定だったということですものね。
それとも元就なら、あそこで尼子氏が勝っていたとしても
何らかの手段でいずれは毛利家進出を叶えていたのでしょうか?

加えて、夫人の内助の功も貢献したということが有ったのでしょう。
この妙玖尼だけではないとはおもいますが、
やはり、御近所・御親戚付き合いの見本みたいな
ひとが人間関係をフォローすることで建前・本音で使い分ける
必要のある人づきあいを強固なものにしたということでしょうか。
やはり、味方ほどではなくても、
敵は作らないにこしたことはないということでしょうか?

人との縁も大切にすることも必要だということは、
毎回言われていますが、
敵を作らないように相手を立てるということが
どれだけ重要かということもよく耳にします。
他にも、愛妻家という噂がありましたが、そういえば、
古今東西の「成功者」や「金持ち」と言われるひとたちの
ほとんどが、夫婦仲が良いという話を読んだことが有ります。
慰謝料他を払わなくて良いから…というのもともかくですが、
(こういう笑いにくい軽口や冗談もあったりしますが)
何よりも家庭環境などのプライベートが充実することが
仕事に対するモチベーションなどを上げることに繋がるのかも
しれませんね。

人見知りの気がある方、内交的の気がある方、
自分コミュ力向上計画、一緒にがんばりませう…。


2016年7月2日土曜日

宇宙ファン必見?重力波計測成功の話【6/29NHK】

NHKに6月29日に放映された、
「クローズアップ現代」という番組で
「アインシュタインの『最後の宿題』が解けた!」という
番組内容でした。
MCが久保田祐佳アナウンサー、
解説に、東京大学カプリ数物連携研究機構
機構長の村山斉さんでした。

13億光年から届いた音波らしい波形で、
宇宙の重力波の観測成功;
宇宙の究極の謎に迫れるのではないか
という番組をやっていました。

ブラックホールから重力波が地球に届いたことが発見、観測に成功。
それによって宇宙の謎に迫れるのではないか?という期待が
科学者の間で広まっています。
これによって、宇宙が生まれた謎が解かれるのかもしれません。

科学的なことや公式その他は「さっぱりわからん」な私ですが、
宇宙の神秘に惹かれてみたかったので、メモしてみました。


・重力波とは何か?
・アインシュタインが「重力波」を予言
・LIGOをしってますか?
・重力波の検知方法

といった内容でお送りします。

過去記事)

パラレルワールドの自分にあったらどうなるか?はこちら

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 地球や太陽が消滅したあとの人類や宇宙航行がきになる方はこちら

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こちらへどうぞ

どうぞ。





・重力波とは何か?

そもそも「重力波」とは何か?

地球から13億光年遠いところで、
二つの巨大なブラックホールが存在して、
隣同士に連なってぐるぐると回っているというのです。

そのとてつもなく大きな二つのブラックホールが、
お互いに引き合い、最後には合体します。
その時、合体した余波の歪みが宇宙中に広がります。
それが「重力波」だというのです。

そして、その「波」が地球に届き、観測されたというわけです。

「空間の歪み」と「物質の重さエネルギー」は
公式があるらしいのですが、このページではパスします。
(そもそも、知識不足のため解説できません)


・アインシュタインが「重力波」を予言

アインシュタインの「重力波」という説を御存知でしょうか?

アインシュタインは100年は前に、
この重力波を予測しています。

重い物(この場合は惑星)が動くことで、その動きが
周りの「空間」に影響を及ぼします。
その空間の動きが、波となって空間に影響するという
学説なのです。

重力波がくると地球そのものも歪みますが、
その「動き」は原子よりも小さいものであり、
そのため、観測は難しいだろうと、論文で明記しています。

ですが、最近の科学力・技術力ではその「きわめて小さい動き」が
観測できるかもしれないのです。

・LIGOを知ってますか?

LIGO(ライゴ)という観測施設がアメリカにあります。
1994年に創設が開始され、あらゆる観測装置が置かれています。

研究チームトップ(責任者)のディビット・ライツィ教授は
「私はうまくいかないとはまったく考えていませんでした」
と語ります。

観測法として:
建物の縦・横4kmの真空管をつくり、レーザー光を飛ばしますてます。
光は途中で二つに分かれ、両端にある鏡で跳ね返されます。
何もなければ同時にスタート地点に戻ってきます。
影響があれば、到着にわずかな差がある筈です。
そのレーザーの動きによって重力波をとらえようという試みです。

問題は、
1000KM離れたところの振動でさえ、影響を受けてしまうと
デリケートな研究で、その影響をどうするかが研究の課題でした。
が、研究チームは10年かけて、
4段階の振り子を使用する方法へと改良しました。

それでも除けない原因不明のノイズについては
研究員の河邊慶太さんなどが中心となって
施設の周囲に計測機器を設置し、ノイズの原因を突き止めました。

そして、ノイズをひとつずつつきとめて、
観測したデータからノイズの波形を除去していきました。

こうして、1000人以上の科学者と長年の研究の末に、
重力波の検出に成功しました。

・重力波の検知方法→波型データでわかるのか?

ブラックホールからの「重力波」は機械で
「波」を検知するという方法がありました。

「音の波形だけでほんとうに「コレ」だと言い切れるのか?
という疑問がわくと思います。

「波」の大きさで、距離や音の大きさがわかります。
近い→大、遠い→小というのがまずわかります。
また、速さなどもわかります
他にも、波形をみるだけで「コレは三角形だからバイオリンの音」
「これは四角形だからクラリネットの音」というのがわかるのだそうです。

「それでどうして『ブラックホールの波形』がわかるのか?」
という疑問ですが、
今回は、2つの事なる観測点からデータをとっていて、
それぞれのノイズを取り除いた結果、
「2つのデータで共通する波型が検出されている」
ということです。
「これが重力波である可能性が高い」と、
結論づけられたいるそうです。

・今も宇宙誕生時の「重力波」が存在している?

宇宙に「観測施設」を打ち上げて、さらなる重力波を
検知しようという計画も立てられているそうです。
2030年代の実行を目指しているそうです。


最後に)

番組最後で「人食い熊のニュース」がいきなり現れた時は
ちょっとびっくりしましたが、
番組内容として、(私のような)あまり詳しくない人向けにも
わかりやすい、軽い感じの番組内容になっていました。

個人的な印象としては、
モーガン・フリーマンがMCをやっている番組に比べて
画面も明るい感じ(!?)で、わかりやすかったようです。
どちらもCG多用でわかりやすかったです。
(あちらもあちらで見応えがあって、個人的には好きですよ。
時折「イメージ映像」が暗かったり病んでる感じなのがともかく…)

最後にLIGOの内部も簡単にビデオで紹介されていました。
さまざまなパイプや研究機器の、武骨ながらも機能美な世界と、
スッキリ感(何も無いといいますか)な空間、
作業員のひとたちが防護服に身を包んで作業するというのが
見ていて圧巻だったように思えます。

過去記事)

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