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2016年12月9日金曜日

【TED】自虐癖のひと必読!?傷ついた心はきちんとケアを【12/6:NHK】

12/6の「スーパープレゼンテーション」で
ニューヨークで活躍する心理学者でセラピストの
カイ・ウィンチという方が
「心の応急手当の必要性」をスピーチしていました

「心にも応急手当が必要な理由」という題材で
スピーチをしていました。
TEDの公式サイトでは400万回以上の再生数を数えるほどの
大人気のスピーチだとのことで、
早速メモしてみました。

“Why we all need to practice emotional first aid”
(心にも応急手当てが必要な理由)

というスピーチ名ですが、御興味あればどうぞ。


・我々は、身体の手当てはするのに心の手当をしないのは何故?
・「孤独感」は危険
・「失敗」に対しての反応はひとそれぞれ
・心の出血を止める
→「私たちの気持ちは頼りになるよりも気まぐれな友達」

という題材でお送りします。



・我々は、身体の手当てはするのに心の手当をしないのは何故?

我々は身体の傷の手当てをしたり、
歯磨きをします。
身体の健康を保つことや歯の衛生管理はするくせに、
何故か心のケアをしません。
また、子供にも身体の傷を手当する方法を教えても、
心の傷のケアをすることを教えます。

我々は、科学的に心の傷をケアする方法はあるのに
それを知ろうとしません。
憂鬱を感じても「気のせい」で済ませてしまいます。


・「孤独感」は危険

ウィンチさん(話者)は学生時代のエピソードを話しています。

学生時代、家族と離れて生活していたウィンチさんは
誕生日の日、家族(兄)から電話がかかってくることを
楽しみにしていました。が、その日はかかってこなかったそうです。
失意と悲しみの中で一晩過ごした彼は、次の日に
電話の受話器が外れていたことに気づきました。
受話器を戻した途端に兄からすぐに電話がかかってきました。
理由を話すと「何故そちらから電話をかけないの?」と言ったそうです。

普通なら、「その通りだ」と思うかもしれませんが、
ここでは「孤独感」というものが出てきます。
「孤独」から「拒絶されたらどうしよう」という被害妄想に陥り、
それが原因となって電話をかけることができなかったのだ、と
“今なら”わかるのだそうです。

当時、多くの人と接していたウィンチさんは、
自分が孤独とは思っていなかったそうです。
ですが、【多くの人と接している≠孤独デハナイ】というわけではないようです。
自分の中で疎外感を感じているかどうか、

慢性的な孤独感は煙草を吸うのと同じくらいの害があると、専門家は話すそうです。
心の苦しみだけではなく、早死にする確率が高まるそうです。
高コレステロールや免疫力低下などを引き起こすと言います。

「心の痛み」に注意することが必要です。

・「失敗」に対しての反応はひとそれぞれ

「物事がうまくいかなかった時」自分の心がどう反応するかに
留意することが必要です。
上手くいかなかった時、「自分には無理だ」と思いこみ、
諦めてしまうひとがいます。

一度思いこむとなかなか変わらないのです。
自分には無理だと、無力感に流れないように、
心に騙されないで、
悪循環が起こらないように努めるようにしましょう。

・心の出血を止める
→「私たちの気持ちは頼りになるよりも気まぐれな友達」

とある女性が、インターネットで知り合った男性と
デートをしようとしました。
お洒落をして男性に出会い、10分で振られてしまいました。
とても傷ついた彼女は、友達に電話をしました。
そこでの友達の言葉は
「アンタみたいなつまらない奴なんかと、あんなイケ面男がつきあうわけないじゃん」
という、衝撃的な言葉でした。

実はここでいう「友達」は「貴方自身の気持ち」です。
ショックを受けてボロボロになった自尊心に、
自虐的な言葉をかけて自分で追い打ちをかけ、
さらに落ち込んでいくのです。

我々は何故か、
身体の傷を開くことはしないのに、
心の傷はさらに抉ろうとします。

この場合、必要なのは【自尊心を回復させること】です。
親友のように優しくして、
自尊心をボコボコにするのは逆効果です。

自尊心を守る:繰り返しを止める
この場合危険なのが【反芻】です。
傷つけられたり怒られた事やケンカなどの
嫌なことを何度も頭の中で繰り返してしまうのです。
この衝動はとても強いので、止めるのは大変です。

マイナス思考と闘う方法
不安なこと。ネガティブなことが浮かんだ時は
2分間別のことを考えると、
“嫌なことの反芻”が治まるそうです。
先ず一週間続けると、かなり変わるそうです。

スピーチは以下の言葉で締めくくられていました。
(一部抜粋)

“みんなが心のケアをすれば
生活の質が激的に上がると思います。
みんなの心が健康になったら
孤独感を感じず、失敗を恐れない世界、
自分に自身が持てる世界
幸せで充実感を感じられる、
こうしたノウハウを学び、習慣を変えることで
そういった生活が手に入ると思います。”



最後に)

嫌なことを反芻したり、
傷ついている自分にさらにダメ出しをする
なんていうマゾい経験(失言)、
たしかに覚えが有ります。というかしょっちゅうです。

傷ついている時こそ、反芻をせず自分に優しく
自尊心を回復するようにということでしたっけ。
ちなみにメモにありました
『2分間別のことを考えることでマイナス思考と闘う』方法とは、
全く関係ないことをやるということで、
スポーツをしたり、携帯ゲームをしたり、映画をみる他、
店にある陳列棚を眺めるなどでよいそうです。
(2分ってイガイと長いですけどね…)

そういえば、以前読んだことがある
「考えない練習」という本では
嫌なことを考えることで脳味噌が刺激され、
その刺激を心地よいと誤判断した脳が
同じ刺激を欲しがるために、嫌なことを考え続ける。
というような記述が有ることを思い出しました。

とはいえ、「嫌なこと」はストレスの源ですし、
自尊心を傷つけて自分から鬱になる必要も。
健康や美容に悪影響を及ぼすのもまっぴらゴメンなので、
今回のメモを参考に少しずつでも
『自尊心+メンタル強度向上計画』を実践していきたいと思います。

…まずは2分間気を紛らわせる方法をマスターするかな…。



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