AdTest

2016年7月17日日曜日

主婦の人も気をつけて!:こういう時は心療内科【7/13L4YOU】

「L4YOU」という夕方の番組があるのですが、
7月13日には「女性が集まる心療内科」というタイトルで、
女性を襲う『心の病』というテーマで放送されていました。

時折取り出される「心の病」ですが、
放っておいたら取り返しがつかないことになりますよね。
どんな病気でもですが、症状が軽いうちに対処したいものです。

会社勤めでの出来事や御近所付き合いなどから来る
ストレスによる諸問題については時折目にしますが、(私見+当方比)
家庭生活内に基づくことが主体というテーマが面白いと
勝手に)思いましたので、メモっておきました。

御家族・御親戚などで似たような症状がある方が
おられるお宅の御参考になれば。(ん?日本語がヘンだ?)
と思いつつメモらせていただきました。


・「ドクターショッピング」になっていませんか?
・「病的な喪の過程」
・「円形脱毛症」
・「うつ病」(老人性うつ)

というテーマを基にして今回は
こういうケースがある、という題材でメモしております。





・「ドクターショッピング」になっていませんか?
→心気症の可能性に注意

ケース1)

Aさんの場合;
Aさんは子供が退職したり夫との不仲など、
色々とストレスが溜まっていました。
唯一のストレス解消は学生からの親友とのおしゃべりでした。
が、その親友も入院沙汰にと、ある日
とうとうストレスの許容値を越えてしまいました。

突然、激しい動悸がAさんを襲い、これをきっかけに
次々に動悸、眩暈、体温調節不良などの
自律神経失調症に関する症状が発生していきました。

Aさんは、「何か大きな病気ではないか?」と、
本やネットなどで情報を集め、
まずは脳神経外科を受診しました。
が、結果は異常なしでした。

ですが、
それに納得できず様々な病院や診療科を受診し、
病院巡りをするという「ドクターショッピング状態」になってしまいました。

結果→「心気症」という診断結果でした。

これは自分の健康状態の不安から
「自分は重い病気ではないか?」と思ってしまう状態です。
たとえ医師から問題ないと言われても、
それが逆に不安になってしまうという状態でした。
(心の病気だと診断されても、身体の重篤な病気ではないか?と
 思ってしまうこともあるようです)

・「病的な喪の過程」
→「介護疲れ」などからくる鬱状態

ケース2)

Bさんの場合;
Bさんは、寝たきりになってしまった姑の世話を5年続けていました。
姑さんとウマがあわず、ケンカを続けながらも、
それでも介護を続けていましたが、ある日姑が亡くなりました。

その後、Bさんは気丈に振る舞い夫に代わって
きちんと葬式も一通り手配し、恙無く終えました。

その後、四十九日も終わり、喪が明けました。
姑の介護が無くなり、ひとりの時間を過ごすようになりました。

が、
Bさんを突然「後悔」の嵐が襲いかかるようになりました。
食事をしていても食欲がわかず、やる気がおきない、
夜も眠れなくなる、突然涙ぐむほどになりました。

結果→介護疲れなどからくる鬱症状

これは身近な人や大切な人を亡くした時に
陥りやすい症状だそうです。

そもそも、悲しみから立ち直るには
以下の段階的なものが必要なようです。

悲しみ~立ち直るまでの悲嘆のプロセス

ショック状態

悲しみ・怒り(自分を責める)

抑うつ(ひきこもりの状態)

立ち直り(回復)をはじめる

通常は一カ月程度でショック~抑うつ状態が
回復するのですが、
介護疲れなどからこの回復状態が長引いてしまう、と
いうことがあるようです。

最近は、医療や寿命の関係などから
介護期間が長引いている家が多く、こういったケースが
多くなってきているようです。

その時どんなにベストな手を尽くしていたとしても、
遺されたひとたちには必ず後悔が残るものです。
本人が「立ち直ろう」と思うことが必要。
上記の回復するプロセスを経ていくということが必要です。

・「円形脱毛症」
→長引くストレスからの免疫異常に注意!

ケース3)

Cさんの場合:
Cさんは美容院で散髪中に円形脱毛症を発見してしまいます。
とりあえず、皮膚科で処方された薬を塗っていました。
が、一度治ってもまた再発を繰り返すという症状でした。
朝、指の関節がこわばるという症状まで出てきてしまいました。

結果→
悩みなどのストレスからの免疫異常

円形脱毛症は自己免疫疾患の可能性が高いと言われています。
指の関節が強張るというのも、免疫異常からくる「リウマチ」によるものでした。

但し、「ストレス=円形脱毛症」とは限らないようです。(※きっかけにはなります)

生えるまで3~6ヶ月かかり、最初は産毛が生え始めるそうです。。
また、免疫の検査が必要になります。


・気分障害(うつ病)は企業戦士だけのモノではありません。
→65歳以上の高齢者にも多い

うつ病の全体患者のうち、
全体の29%以上を占めているそうです。
高齢者では特に女性に多いそうです。

年を重ねると脳はストレスに弱くなるのですが、
そこで身近なひとを亡くしたり、自身の病気、
ホルモンバランス、生活環境の変化などで

「高齢期うつ」を発症してしまうようです。
症状も自立神経症や不眠、食欲不振などのかたちであらわれるので、
まわりの人も気がつきにくいという問題があります。

予防するには?
身近な人とのコミュニケーションを大切にすることがポイントです。

満足度が高い人生を送ったひとは
暖かい人間関係を築いているひとに多いと言うデータがあるようです。

最後に)

いかがだったでしょうか?
こうやってみると、鬱やストレス源というのは
身近なところにゴロゴロ転がっているということを改めて確信します。

特に、年齢を重ねると変化を嫌うようになる。と申しますが、
「年をとると脳がストレスに弱くなる」という点で考えてみると
なんとなく納得してしまいました。

ストレスに強い脳の作りかたとしては、今ささっと検索してみましたところ、
五感を研ぎ澄ます、よく笑う、蛋白質を取る…ということが有効のようですね。

特に女性は男性に比べて女性ホルモンが乱れやすいとか、
ホルモンバランスからのストレスもあると言われますし、
年齢を重ねた方の中には空の素症候群とかいうものの
影響を受けるひとも出てくるかもしれませんね。

周囲のひとが気付いてくれるのが一番ベストではありますが、
やはり自分の身は自分で守ることもオトナの義務だと思われます。(←自分棚上げ)
とにかく、ヘンだな?と思った時には身体と心、
両方からのケアとアプローチを心がけてみることが必要かもしれない。と、
改めて実感いたしました。

皆様、これからもどうぞ御自愛くださいませ!






AdTest2