先程、芸人の「いっこく堂」という方が、
「くも膜下出血で倒れたことが22日にわかった。」
というニュースを目にしたので
ついついブログに書いてしまいました。
ちなみに、公式のブログを拝読すると、
「外傷性くも膜下出血」と「両側前頭葉脳挫傷」という
症状はあるもの、これは倒れた時によるもので、
「くも膜下出血」によって
昏睡、転倒されたわけではないとのことです。
「いっこく堂さん」+腹話術ネタ、個人的に好きなので
無茶苦茶心配ですが意識があるそうで、
とりあえずほっとしているところです。(…私見ですみません。)
とはいえ、まだ点滴が必要で、22日夜~、
入院されているとのことです。
・そもそも「くも膜下出血」とは何?
前置きみたいになってしまって恐縮ですが、
この機に(!?)「くも膜下出血」について
簡単にメモしてみました。
話のついでに読んでいただければ幸いです。
「クモ膜下出血(蜘蛛膜下出血)」の話
・症状は?前兆はある?
多いのは、頭が痛い症状だそうです。
「バットなどで殴られたような~」とよく喩えられる
アレです。
他にも嘔吐、意識障害、眼の痛みなどがあるそうです。
「意識障害」というのは、頭痛がある場合もあれば、
頭痛もなくいきなり倒れることもあるそうです。
いきなり前触れもなく?突然おこるとか、
くも膜下出血とはしらず、ということもあるようですが、
以下のような兆候があるそうです。
前兆としては
・血圧が乱高下する
・眼の異常(痛み・瞼が下がる・二重にみえるなど)
・意識がモヤモヤしたり、ボーッとなる
などがあります。
ここで怖いのは暫くすると治ってしまい、そのまま
放っておいたために数日後発作が起きる場合です。
※「検査」をするのも有効⇒
費用が1万円前後ほどかかってしまいますが、
検査をすることも早期発見のためには有効です。
あとで高額の治療費・手術代を出すよりはお得♪と
割り切ってみるのも如何でしょう??
(※治療費の目安は下方へどうぞ※)
・手術しなくちゃいけないの?
やはり、出血しているのですから、
手術するケースが多いようです。
または、医療用のクリップなどで
動脈瘤を挟むこともあるようです。
基本的に血膿などの「瘤」が
悪さをしていて身体に障害があるのなら
それを取り除くことになる筈です。
基本的に、「瘤」が破裂していれば、
手術で瘤をふさぎます。
が、症状によっては様子見ということも
あるかもしれません。
とはいえ、その場合は油断は禁物ですね。
・命にかかわると聞くけれど?
生存率は、おおよそ3割程度だそうです。
まず、発作が起こって意識障害になった時点で、
約3分の1がそのまま帰らぬ人になってしまいます。
また、治療後後遺症や再発などでもまた斃れてしまう
そうです。
やはり、早期発見としっかりした治療が必要だということですね。
・後遺症は?
再出血する可能性がありますので、注意は必要です。
とはいえ、
ひとによって、症状の出方がまちまちだそうです。
あまり“後遺症”がでないひともいれば、
視力がほんの少し低下したひとや、
歩くときに少し障害が出てしまったひともいたり、
心筋症などがおこることもあります。
稀なケースですが、脳と瘤の場所によっては、
性格が変わってしまう(?)というひともいるようです。
・病院は何科?
脳神経外科で扱っているようです。
・手術費用は?
手術費用+集中治療室の費用、
また診察などの諸費用がかかりますが、
大体は100万~200万円が目安として
かかるようです。
とはいえ、高額医療費制度(限度額適用認定)や
手術保険などの適用内容、
また、確定申告での「医療費控除」などで額によっては
税金が返ってくるというシステムなどもあります。
詳しいことなどは、病院などのアドバイザーさんなどに
御相談してみては如何でしょうか?
・予防法は?なりやすい人は?
「くも膜下出血」は予防できる病気です。
と、言いたいところですが、完全に予防するとしたら
「破裂する前に脳動脈瘤を治療・除去すること」でしょう。
当然ですが、自分の脳味噌は自分では見えないので、
定期的に脳の診断をするしかありません。
とはいえ、それは時間・費用的に厳しいことです。
しょっちゅうできる事ではありませんよね。
とはいえ、避けることはできそうです。
「おこりやすいひと」としてのリスク要因が
まずは高血圧が挙げられます。
脳の血管に異常がおこるということなので、
たしかに「高血圧」というのはわかるような気がします。
実際、高血圧とそうじゃないひとの比較では
リスクが約3倍になるというデータが有るそうです。
他にも喫煙習慣、家族の病歴(遺伝リスク有り)、
ストレスにより血管が傷ついた場合ということもあるようです。
意外なところとしては「輸血」によるものもあるそうですね。
ですから、
「生活習慣を見直し、
成人病などにならない生活を心がける」
ということが必要になるようです。
どんなことにも言えることでしょうが、
暴飲暴食・運動不足に気を付けて、
異常があれば早めに病院へ。
ということを心がけましょう♪