2016年まで40年間「週刊少年ジャンプ」で
連載が続いた、
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という
通称「こち亀」を描いた漫画家ですよね。
単行本は200巻をこえ、
ギネス世界記録にもなったという
脅威的な記録をお持ちの方ですが、
3/14(木)の「ごごナマ おしゃべり日和」では
ゲストで秋本治さんがゲストで出ていました。
漫画家のひとがテレビのトーク番組のゲストというのも
珍しいのですが、あの国民的大人気漫画「こち亀」の作者さんということで
俄然興味をそそられた…訂正!!是が非にでもお話を伺ってみたくなった
筆者といたしましては、思わずメモしてしまいました。
今回は・誕生秘話
・40年間で休載したことはある?
・秋本治はどんなひと?歴代担当編集者の言葉
・5つの質問
という内容でメモしていこうと思います。
秋本ファンの方・漫画好きの方、おひとつどうぞ。
秋本さんは、現在3本、
「Mr,Clice」
「BLACK TIGER」
「いいゆだね!」
女性が活躍している話を連載で続けていらっしゃいます。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載を
終了した理由として、
「一応節目ということで、200巻というものがありましたから。
200巻で40周年ということで、お祭りがあるんですよね。お祝いだということで。
両さんはお祝いのなかでスッと立ち去るのがキャラクターらしいな。ということで。
そこでしめました。」
とのことですが、
そもそも、この前人未到の長寿漫画はどのように誕生し、
続けておられたのか?
裏話などについても番組で対談されてました。
・誕生秘話
・40年間で休載したことはある?
・秋本治はどんなひと?歴代担当編集者の言葉
・5つの質問
という内容でメモしていきますよ!
ちなみに、過去記事として
・家事も仕事も効率化?勝間和代流ライフハックは?
・【サワコの朝】サボリ魔からサッカー日本代表へ:長谷部誠のアマチュア時代
・何してる?TOKIO城島の気になる『休日の過ごし方』は?【4/5NHKごごナマ】
・【6/25ゲンキの時間】30代後半~男性必見!?オヤジ臭に御注意!
・貯蓄増加に王道なし?お金持ちは口癖から?お金が好きだからメモしてみました♪
・自己資本=健康のために気を付けたい食生活12ヶ条:お金が好きだからメモ後篇
なーんてものもありますので、
お時間あればどうぞ(*^-^*)
・誕生秘話
もともとアニメーターで、
色々なアニメを手掛けていたという秋本さんです
中学のころは漫画家志望だったもの、
高校生のころからアニメーションに憧れて
就職ではアニメ会社に入ったそうです。
昼はアニメーターとしてガッチャマンなどを手掛け、
一方、夜は漫画を描く生活をして
ベトナム戦争を題材にした漫画を描いていたものから
重くなったので、明るい話を描いてみようと思い、
偶然に書いたのが「両さん」だったそうです。
集英社に応募したら賞をとり、
その年の秋には早速連載開始となったそうです。
担当者が、秋元くんは下町生まれなんだから
下町を描いてみろよ、と話したことをきっかけに
こち亀は下町の雰囲気になってきたのだそうです。
まさに、成るべくしてなったような人生ですね。
・40年間で休載したことはある?
超・長期連載を誇った「こち亀」ですが、
なんと、「40年間1度も休載なし」
だったそうです。
1か月くらい先に話を前倒しして書いていたから。
だそうですが、
他にも、
秋本さんの仕事場には「タイムカード」で
仕事を管理しているそうですよ。
仕事は時間通りで
9時から始まり、当時は22時までだったのが、
今は19時には終わるそうです。
残業代は一切やらないようにしていたそうです。
残業をやるとキリがないからという理由で、
勤務管理などもされているそうです。
アシスタントのひとたちもベテラン揃いで、
指示しなくても自分たちでやってくれる、とのことです。
とにかく、一週間を頑張ろう。
という積み重ねで描いてきたそうです。
最近ではペンタブレットなど、
画材にデジタルなども使用しているそうです。
時間短縮になるそうです。
・秋本治はどんなひと?歴代担当編集者の言葉
さて、番組内では
「歴代担当編集者に聞いた、秋本治はこんなひと」
というコーナーがありました。
こちらを箇条書きでメモしてみました。
・連載20本分のストックをもっていた
→連載を描くよりもストックが大切ということで、
週に2本作品を作っておいたそうです。
半年かけて完成原稿にして20本多くあったそうです。
というか、半年で20本分のストックという仕事量は
その凄さが想像つきません。
・超多忙なのに愛妻家
→取材旅行などでの写真に奥さんが頻繁に出ていた。
取材がてら奥さんとのデートも欠かさないという
愛妻家ぶりだそうです。
・担当編集者によって物語が変わる
→世の中の流行にたいへん敏感で、
編集者の体験や話などを作品に取り入れていたそうです。
担当者の趣味や話などに影響をうけて、
漫画に反映していくようです。
こうしてみると、
担当編集者さんという者の漫画家さんへの影響力は
多かれ少なかれあるということでしょうか。
漫画家を目指している方だけではなく、
将来、編集の仕事に関わってみたい方は
漫画家さんに提供するためにも
その時々の流行を仕入れておくことは
必要っぽいですね。
(というか社会人として、流行に敏感なのは
身に着けておきたいスキルでしょうケド)
・5つの質問
―――と、
あっという間のトーク番組でしたが、
最後に、秋本さんにむけての
5つ+2つの質問があったので、
こちらもメモしておきます。
1.自分はグルメだ →NO
食事に執着がない。との答えでした。
小室哲哉さんとの対談時、
食事をしている時間が勿体ない。
数粒口に放り込めば食事は要らないという
カプセルがあれば良いという話題で盛り上がったとか。
でも、取材に行ったときは御馳走などを
食べるそうです。
その時は、漫画の登場人物を意識しながら食べるのだとか。
2.下町を愛している→YES
子供のころから連れて行ってもらったのが浅草なのだとか、
緑があって、住み易いのが良いそうです。
こち亀のマンガを読んでいくと、巻を追うごとに
下町の風景が変わっていくようですが、
下町をリアルに描くことで本当に両さんがいるように思える、
ということでリアルな風景を描いているとのこと、
手元にコミックがある方は、1巻~見比べてみては如何でしょう?
3.人生の大ピンチを経験したことがある →NO
自覚してないのかもしれない。とのコメントでした。
4生まれ変わっても漫画家になりたい?→YES
子供のころからすごく憧れていたので、
その仕事ができるのはすごく嬉しいですね。
とのことでした。
いやはや、子供の頃の夢を叶えられるとは、
まったくもって羨ましい…((´・ω・`))
5.少年漫画はもう描きたくない→NO
描きたいですね。とのこと。
また挑戦してみたいとの意気込みでした。
今度は社会問題を取り入れたい。
少年漫画でもそういうのを
とりいれてみたいとかあります。
是非、実現してほしいと思います。
おまけの質問)
(6)こち亀をやめたいと思ったことは?
「やめたいはないけども、
10年とか20年の節目で考えたことはあります。」
とのことでした。
(7)打ち切りの危機は感じなかったのか?
「それは毎回覚悟していましたね。
とくに
少年誌だと人気がないとどうしても落ちちゃいますので。」
「それが結果的にいい作品になるということろはありませした。
それは手を変え品を変え、絶えずいろんなことを入れていったので。」
両さんは一度もその危機を迎えたことがなかった?との質問には
「今回はこういう人たちにむけて書いてみようと
今度はこのひとたちが喜ぶのを入れよう、とか
色々趣向をこらしていったから」
という答えでした。
様々な読者を意識し、それにむけた作品をつくることで
特定の読者以外を置いてきぼりにしないということが
不動人気の理由だったのかもしれませんね。
いかがでしたか?)
漫画・コミックは日頃から読みますが、
どうしても漫画家というひとは遠い存在に思えてきます。
が、秋本治さんをはじめとして
こうしてトーク番組の出演を通して身近な存在にみえてくると
そのマンガへの思い入れも変わってきますよね。
機会があれば「こち亀」の1巻~読んでみるのも
アリかもしれない、とつくづく思いました。
ちなみに、過去記事として
・家事も仕事も効率化?勝間和代流ライフハックは?
・【サワコの朝】サボリ魔からサッカー日本代表へ:長谷部誠のアマチュア時代
・何してる?TOKIO城島の気になる『休日の過ごし方』は?【4/5NHKごごナマ】
・【6/25ゲンキの時間】30代後半~男性必見!?オヤジ臭に御注意!
・貯蓄増加に王道なし?お金持ちは口癖から?お金が好きだからメモしてみました♪
・自己資本=健康のために気を付けたい食生活12ヶ条:お金が好きだからメモ後篇
というのもありますよー。