「残留派」が僅差で勝っていた筈なんですが、
14時現在、結果としては
「脱退派」がこれまた僅差(51.8%)で勝ったそうですね。
色々と世界的な情勢を含め、
たいへんなことになってしまうようなので、
急いでメモしました。
勝手ながら、時間的な都合もあり、
乱文すみませんが、お付き合いください。
・「脱退派」に軍配が上がった
・経済情勢<<<民意
・完全脱退は今日から2年後?
・日本の経済への影響はどうなる?
という題材でメモさせていただきました。
・「脱退派」に軍配が上がった
国民投票の投票率は72.2%でした。
やはり「移民問題」の影響が大きいようです。
票分布図をみると、
ロンドンやマサチューセッツなどの都心部での
脱退派が多いようですね。
EUでは、ドイツ、フランスに続いて
3番目にイギリスが拠出金を多く
出していたそうです。
これが抜けてしまう事によって、
EUに対するドイツの発言権の強さと
EUの資金面が問題になってきそうです。
・経済情勢<<<民意
キャメロン首相の求心力が落ちているということが
浮き彫りになってしまいました。
脱退することによって
「EU間での物の売買に関税がかかるようになる」
「イギリスポンドの相場が変わるので、
EU諸国から来ているひとの暮しに影響が出る」
「国内物価が急上昇する」
「英国内の雇用情勢が悪くなる?」
というデメリットが取り出されているようですが、
それを鑑みても脱退したい、というひとのほうが
大きいと言うことでしょう。
スコットランドの独立問題が
また浮き出てくるのではないか?ということも
ありそうです。
・完全脱退は今日から2年後(以上)?
とはいっても、「脱退します」「はいサヨナラ」というわけではなく、
2年間の手続きや猶予があるようです。
また、EU国との了承を取り付けられなければ、2年以上かかる
ということもあるようです。
そういった調整期間の間に
「やっぱりEUに残ります」という事はあるのでしょうか??
それよりも、これを皮切りに他国もEUから離れたいという国も
出てくるかもしれません。
・日本の経済への影響はどうなる?
現在はイギリスポンドが急落しているようです。
まずは各国の協調案など、
この週末になんらかの答えが(暫定的だとしても)
でるのではないか。
G7などが対処するかもしれない。
と、TVでも意見がありました。
逆をいえば、何らかの答えや対処がなければ、
日本の経済を含めて、経済情勢がガタガタになってしまう
(円安・円高面などで)畏れがあるようです。
ともあれ、日本の経済にもあまりよくない影響が出るのではと
見込まれていて、「アベノミクスは結果的に失敗ではないか」と
野党の間から意見が出てくるのではないかと言う見方もあるようです。
今すぐの影響ではないと思いますが、
日経平均が16000円代だった(確か)は今朝から
あっという間に15000円代を下がる程ですから、
混乱ぶりは最たるものではないでしょうか。
最後に)
ともあれ、国+世界の経済や政治家たちの思惑と
国民の総意がちがう、ということなのか、
いやいや、それでも僅かという差が国民間でも
葛藤があったということを物が立っていることなのでしょうか。
とはいえ、私見ですが、ここ数年の間に日本も
多国籍のひとたちが増えて
、あちこちに
「◎◎街」ができつつある印象がありますが、
ひょっとしたらこういったイギリスなどが抱えている問題も
そのうち他人事ではなくなるかもしれませんよ…
かつての「リーマン・ショック」のような状況にはならないだろうという
見方もあるようなので、それが救いかもしれません。
ともあれ、これからも世界情勢に目が離せなくなりそうですよ。